認知症予防(2)運動をする

脳活性化に運動は効果を発揮する、そういった研究結果が多数報告されています。
その中でもウォーキングは事例が多く、最も有効で実行しやすいプログラムとして有名です。
テレビでもたびたびウォーキングが良い、という放送がありますよね。

専門家の中には運動だけが認知症予防になる、という極端な考え方の方もいらっしゃいます。

しかし、逆に脳トレだけが認知症予防に効果を発揮したという研究もありますから、まだまだ未知の領域なのですね。

しかし、この運動が認知症予防にいいという言葉に拒否反応を示す方も多いのではないでしょうか。
ウォーキングのためにはいちいち外出しなければいけませんし、どうせやるのなら正しいウォーキングの仕方、を身に着けたいし、靴やウェアもあったほうがいいだろうし・・・いいやあとで、面倒くさいし・・・結局やらないし、始めても続かない。苦痛でしかない。そんな人も多いと思います。
そういう時はウォーキングはあなたにとって良い方法ではない、ということです。
脳は嫌なことをしていると悪い影響を受けますから、別の方法を考えたほうがいいです。

例えば、右手でグーチョキパー、左手でチョキパーグーを同時に続ける等の、指や手の運動はいかがですか?
右手は鼻で左手は右の耳たぶ→右手は左の耳たぶで左手は鼻
という動きをテンポよく繰り返す運動もあります。
家事も運動です。洗濯物を干したり、料理を作ったり、食器を洗ったり。
また、買い物に行くときに大股で速足で歩けばウォーキングの代わり(圧縮版?)になります。

これならできそう、と思うものから始めればよいのだと思います。

 

スポーツが趣味にできそうなら、ゴルフや水泳が良いそうです。
ゴルフは歩きますからね。それだけで運動になりますし、芝生を読んだり、ボールの軌跡を頭に描いたりと脳トレーニングも同時にできます。
水泳(水の中で歩く等)は浮力があるので身体は比較的楽なのに、エネルギーはかなり使う、体感よりしっかり脳と体を鍛えられます。

 

運動はウォーキングだけではありません。自分に合った運動を自分のできる範囲で取り入れることから始めてみてはいかがでしょうか。

Posted by admin3


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