脳卒中・脳梗塞の実際に経験した人のサイン(前半)
2017年2月27日テレビ東京で放送された
「知っておけば命が助かる脳卒中発症の時のサイン」より
脳卒中の徹底予防法、治療法等が放送されました。
40歳を過ぎたら注意だそうです。
3人の経験者の話が紹介されました。
経験者の話
80代女性の話
左半身の冷え・寒気
顔のゆがみ
孫の女性が医学知識があったため、すぐに脳梗塞を疑い救急車。
対応が速かったため後遺症もなく元気に回復した。
70代男性の話
右半身に感じた重さ ~手が開かない等
ろれつが回らない
奥さんが救急車を呼んだ。
軽い麻痺が残ったものの、リハビリを続けて回復してきている。
女性の話
計算ができない
右半身が固まった
ろれつが回らない
この3人に共通しているのは、体の片方に異常が現れること。
脳の異常が起きた逆側に症状が現れます。
計算ができない、しゃべることが出来ない、という症状は主に左脳に障害が起きた時の症状。
寒気を感じたのは、感覚がなくなったため、寒気を感じたと勘違いたため。
目に来る、というケースもある。片方の上側だけが見えない、二重に見える、というもの。
どっちかの握力が低下する、ということもある。コーヒーカップが持てないとか、いろいろなものを落としてしまうとか。
簡単チェック方法
両手の手のひらを上にして横まっすぐにする。
目を閉じて10秒。
これで、片方の手が上を向いていないとか、片方の手が落ちてしまうとかがあると、危険なサイン。
最先治療
聖マリアンナ医科大学の脳卒中センターが紹介されました。
ここでは、脳卒中の最新治療が行われているそうです。
年間で20万人が新たに脳卒中を発症。
そのうちの75%が脳梗塞が原因。
3つの治療法が放送されました。(急性期の治療法)
・薬による治療
4時間以内ならt-PAという点滴で新たにできた血栓を溶かすことが出来る
・手術による治療法
・最新治療であるカテーテル治療 ~血栓回収療法~
8時間以内なら、脳の中の血栓を直接カテーテルで取ってくることが出来ます。
7年前に認可されたばかりで、扱える医師がまだ少なく、24時間体制で治療できる病院は少ない。
聖マリアンナ医科大学病院では年間700人が運び込まれるとか。
取材中に運び込まれた男性は、最初にふらつきとか、ふわふわしていたりを感じたとか。
このように、ふらつきを感じ、一過性で戻ることも多い。それは脳梗塞の前兆でこういった症状が出る人は
そのうち実際に脳梗塞を発症するケースが多い。
・そのほかの治療法
番組主治医上山医師の脳卒中センターでは、脳を切り開いて塞栓除去術。
完全な治療ができる。
小さな病院は小回りが利く。だからすぐできると、番組医師。
いずれの治療法も時間が大切。
どれだけ早く治療できるか。
脳卒中の症状が家族に現れた時、どうすればいいのか?
救急車を呼び、来てくれるまでに何をするのか。
救急車が来るまでの対処法
対処法のポイントは
・横向きに寝かせる
・麻痺しているほうを上にする
理由は、
8割がたはくので、はいたものが詰まらないように顔は斜め下を向かせる。
喉も半分麻痺している。
麻痺しているほうを上にする。
続き
→発症の原因とは