呼吸を意識するだけでやる気をアップさせる方法
呼吸とやる気の関係について、アメリカの心理学者レイヤーらの発見があります。
レイヤーによると、人はやる気がない時はゆっくりとした呼吸をし、やる気があり気分が高揚しているときは呼吸が浅く、早くなるということです。
呼吸のスピードくらいで何が変わるのか?
実は私たちは普段から自然と呼吸法を使用しています。
緊張しているとき、緊張を和らげようと深呼吸をした、という経験があると思います。私たちは呼吸とやる気の関係を意識せずとも、無意識のうちに呼吸法で心を落ち着ける行動をとっています。
これを利用して、呼吸を意図的に浅く、短く(早く)することで、やる気を出すことができます。
テンポの速い曲に合わせてリズムをとるだけでも、呼吸は早くなりやる気アップ、気分の高揚が見られるようになります。
これをスピード呼吸法といいます。
呼吸法をテクニックの一つとして知っておくことで、どうしてもやる気の出ない、かったるい時に、多少は自分の心を操り、楽にやる気を上げることができるようになりそうです。