オオカミとヤギとキャベツの川渡り問題

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川渡り問題は、8世紀のラテン語で書かれた文献が最古といわれる、長きにわたって愛されているパズルです。
この、最初の川渡り問題を作ったのは、カール大帝の相談役も務めたカンタベリー(現イギリスの都市)の大司教アルクインであると言われています。
今回は、最古の川渡り問題を出題します。

なぜかイラストが純和風なのはお気になさらず…。

川渡り問題

大きな川の前に農夫が立っています。
この川を渡りたいのですが、ボートは1つしかありません。

オオカミとヤギとキャベツのカゴを一緒に向こう岸に渡したいのですが、ボートには漕ぎ手の農夫のほかに、オオカミか、ヤギかキャベツのいずれか1つしか乗せられません。
農夫は川を往復してすべてを向こう岸に渡すことにしました。

しかし、困ったことに、農夫が離れると、オオカミはヤギを食べてしまいます。
さらに、農夫がいないとヤギはキャベツを食べてしまいます。

どうすればすべてを無事に向こう岸に渡せるでしょうか。

問題解決のヒント1

紙に書くか、脳内にメモをしながら、シミュレーションをしてみることが問題突破のカギです。
たとえば、最初に「農夫とオオカミ」が対岸に渡るとどうなるでしょうか?
そう、元の岸でヤギがおいしそうにキャベツを食べ始めます。

問題解決のヒント2

最初に対岸に運ぶべきものはわかったでしょう。
その後どうするか、がこの問題の最大の難所となります。

パズルの答え

1.〔農夫+ヤギ〕が対岸へ

2.〔農夫〕が戻ってくる

3.〔農夫+オオカミ〕が対岸へ

4.〔農夫+ヤギ〕が戻ってくる

5.〔農夫+キャベツ〕が対岸へ

6.〔農夫〕が戻ってくる

7.〔農夫+ヤギ〕が対岸へ

「3」を農夫+キャベツに、「5」を農夫+オオカミにしても正解です。

この問題の最大のポイントは、「4」の、農夫がヤギを連れて元の岸に戻る点です。
これによって、オオカミがヤギを食べたり、ヤギがキャベツを食べることを防ぐことができます。

Posted by admin3


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