〔論理パズル〕部屋の住民パズル
8分では解けない論理パズル&クイズ問題
少し難しめの論理パズル問題です。
多分8分以上かかるのではと思い、こちらに分類。
部屋の住民パズル問題
あるアパートがあります。
このアパートの各11部屋には、それぞれA~Kの住民が1人ずつ住んでいます。
しかし、どの部屋に誰が住んでいるかはわかりません。
郵便物を届けに来たあなたは、次の5つの情報を入手しました。
※「接する」は、上下左右に部屋が接することを表します。
1:Jさんの西隣の部屋にAさんが住んでいます。
2:Iさんは、Aさん、Cさん、Eさん、Gさんの部屋と接しています。
3:Bさんは、Eさん、Fさん、Gさんと部屋が接しています。
4:Aさん、Hさん、Kさんは下一桁が同じ番号の部屋に住んでいます。
5:Gさんは、Kさんと同じ階に住んでいます。
無事、郵便物を届けるために、どの部屋に誰が住んでいるのかを推理してください。
問題解決のヒント1
Dさんの部屋の情報はどこにも書いていませんが、他の人の部屋がどこかを推理していくことで浮かび上がってきます。
1つずつ情報を整理していくと、全ての部屋の住民がわかります。
問題解決のヒント2
2と3のヒントから次のことがわかります。
Iの部屋は4部屋と接していますから、4部屋が周りにある22番か23番の部屋のどちらかです。
Bの部屋は3部屋に接しています。3部屋と接する部屋は12、13、14の3部屋です。
パズルの解説
Iの部屋は22か23、Bの部屋は12か13か14です。
次に、「4:Aさん、Hさん、Kさんは下一桁が同じ番号の部屋に住んでいます。」から、A、H、Kの3人はタテに並んだ部屋に住んでいることがわかります。
これができるのは「13、23、33」か、「14、24、34」の2か所です。
もし、これが「13、23、33」と仮定すると、Bの部屋の場所が確保できません。
ここから、A、H、Kの3人は、「14、24、34」に住んでいることがわかります。
これによって、Bの部屋番号は12に決まります。
さらに、Iの部屋番号は「24」ではないことから、23とわかります。
Iの部屋は、「A、C、E、G」の4人と接するので、すでに「14、24、34」のいずれかに絞られているAの部屋は24です。
Aの部屋が決まったので、「1:Jさんの西隣の部屋にAさんが住んでいます。」より、Jの部屋は25に決まります。
また、Bの部屋に接しているが、Iの部屋には接していないFの部屋番号は11です。
さらに、Iに接しているが、Bに接していないCの部屋番号は33です。
今まで全く情報のないDの住む部屋は、15以外には配置できません。
「5:Gさんは、Kさんと同じ階に住んでいます。」より、13と14の部屋にこの2人が住むことがわかります。
これですべての住民の部屋がわかりました。