肥満の原因はデブ菌!?腸活で肥満防止-その原因、腸にあり!(フジテレビ)-
「その原因、腸にあり!~肥満!便秘!肌荒れ!花粉症!あがり症!お悩み解消SP~(フジテレビ)」-3月29日(火) 19:00~21:54-で、腸活について特集していました。
ここでその内容をまとめておこうと思います。このページはその3です。かなり長い番組でしたので、いくつかのページに分けて書いています。
3.肥満の原因はデブ菌!?腸活で肥満防止
腸内の環境によって、同じものを食べても太りやすかったり、やせやすかったりが決まるそうです。その理由は、腸内環境が良くないと、吸収された栄養が、しっかりと細胞にいきわたらずに、皮下脂肪や内臓脂肪に流れてしまうとうことだそうです。
デブ菌はファーミキューテス門、ヤセ菌はバクテロイデス門のことで、肥満の人を調べるとデブ菌が多く、ヤセ型の人はヤセ菌が多いそうです。
ワシントン大学で行われた実験では、マウスにそれぞれデブ菌、ヤセ菌を入れ、同じ環境で飼育したところ、明らかにデブ菌を入れられたマウスのほうが太りました。テレビで映された2匹のマウスの差は歴然としたもので、2倍とも見えるような大きさでした。
デブ菌は必要以上に糖や脂肪を体内にため込み、太らせてしまうということなのです。同じものを食べても太るのであればそれは太りますよね。
それを解消してくれるのが腸内環境です。デブ菌を減らせば太りにくい体質に変化できるということですね。
それを可能にするのが食物繊維です。食物繊維は2種類あり、不溶性食物繊維と、水溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は主に便のかさを増して、腸の活動を促します。水溶性食物繊維は、脂肪や糖の吸収を抑制する働きがあり、肥満解消に効果的です。
テレビでは、この水溶性食物繊維はたくさん含む食材が少ないという紹介がされ、簡単に摂取できるのはもち麦なのだそうです。
もち麦にふくまれる水溶性食物繊維のβグルカンが、体内でゼリー状になり、これが糖質や脂質といった太る原因物質を包み込み、吸収を抑制する働きがあるそうです。
ごはんに混ぜて炊くだけという手軽さで、朝食に食べると1日に摂取するカロリーと血糖をコントロールできると専門家は話していました。
もち麦と白米の比率は1対1だそうです。もち麦はパサパサしないしおいしいそうですよ。
ちなみに、管理人調べでは、シイタケやマイタケやその他キノコにもβグルカンが豊富に含まれているそうです。海藻にも含まれていますよ。この辺りを上手に摂取するという方法もよさそうです。