ボケ防止とパズルやウォーキングの関係

認知症予防情報認知症予防, ウォーキング, パズル, 脳トレ

認知症については、急激にいろいろな研究が進んではいるものの、まだわからないことも多く、根本治療もできません。予防に関しても効果のあるものはわかってきているものの、これをすれば認知症にならない、というものはありません。

さて、ボケ防止、認知症予防と聞くと、思い浮かべやすいのがウォーキングとパズルをはじめとした脳トレなのではと思います。
ウォーキングもパズルも、脳を広く刺激し、活性化します。脳の血流量を計ると、双方とも前頭葉をはじめとした脳の各部位の血流量がぐんとアップしています。

パズルにも、ウォーキングにも長所短所があり、またどちらかをやるより両方に取り組んだほうが確かな効果を得ることができるでしょう。

パズルの長所

・どこでもいつでもできる。
・パズル本やプリントとペンさえあればできる。又はネットでも。
・娯楽として楽しめる
・上達するという達成感を得られる

 

パズルの短所

・嫌いな人には苦痛
・同じパズルばかりだと慣れにより効果が薄れてしまうものもある
・紙媒体で行う場合、少額ではあるがお金がかかる

 

ウォーキングの長所

・糖尿病や骨折など、他の病気やけがの予防にもなる有酸素運動である
・体力がつく
・最初のウェアやシューズさえそろえれば他にお金がかからない
・季節を感じることができることも脳にはプラス

 

ウォーキングの短所

・やり方を間違えると思いもよらぬマイナス効果もある
・けがや転倒の危険
・外を出歩くことが嫌いな人には苦痛である

 

ポイントは、パズルが苦痛ならパズルはやらない、ウォーキングが嫌いなら無理することはない。ということです。
パズルなどのいわゆる脳トレをしなくても、読書や趣味のセミナーやサークルに参加して頭を使うことを心がければよいでしょう。
ウォーキングが嫌いでも、自宅でラジオ体操を毎日行うとか、ストレッチを毎日行うとか、体作りができればよいでしょう。

苦痛なことを義務のように行ってしまうと、脳はストレスで自分を痛めつけてしまいます。ストレスが脳細胞を殺すのです。無理した上に逆効果ではまったくもって面白くありませんから、自分に合った脳活を探して行うことが重要です。

Posted by admin3


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