ガッテン!目の健康を守りますSP 緑内障になりやすい人とは
緑内障になりやすい人は…
睡眠時無呼吸症候群を患っている人。
なんと4人に1人(27%)が緑内障になるそうです。論文で発表された情報のようです。
普通の人は5%程度(40歳以上)。
睡眠時無呼吸症候群の人で緑内障が発覚した人の眼圧は?
4人は20、19、18、13~14。なんと皆正常。
※眼圧自体は緑内障と関係あるそう。
ただ、眼圧が正常でも睡眠時無呼吸症候群だと緑内障の危険性が上がる。
眼底の毛細血管をチェックできる機械で調べると、異常が見つかる。
※若松河田眼科クリニック
網膜の血流が低下している!
これが睡眠時無呼吸症候群と関係があるという所以。
無呼吸のせいで栄養、酸素が足りなくなる。
網膜が虚弱状態に。
高血圧
動脈硬化が血流を下げる。
糖尿病
血液中の糖分が血管の壁を傷つける。
血流低下が起きる。
つまり、睡眠時無呼吸症候群、高血圧、糖尿病は緑内障の大きな危険因子。
さらに、偏頭痛も危険。
脳の血管の収縮、拡張が起きやすいので、血管に負担がかかっている。
手を冷やしただけでも眼底の血流は低下する!
血液の量と質の維持が重要。
家族歴、近視も危険因子。
緑内障、白内障は両方持っている人が多い。
OCTという検査機で早い段階で網膜の異常を発見できる。
緑内障だと青く映る。
緑内障の治療は眼圧を下げる点眼薬がたくさんある。
多くの人がこれで眼圧を下げ、進行を抑制できる。
正常値でも、緑内障になってしまっているひとでも、眼圧をさらに
下げることでより長く視野を維持できる。
有酸素運動は、全身の血流を改善させ、さらに眼圧も下げてくれる。
40歳以上で
血圧の異常や、糖尿病、偏頭痛、近視、家族歴、睡眠時無呼吸症候群などがある人はチェックを。
眼圧が眼底でも眼底検査を。