自由、若さ、健康…『欲しいもの』アンケート結果。25年前より増加した答えは？

2019年7月12日統計データ

1992年と、2018年を比較。アンケートの結果はどのように変化したのでしょうか。

集計したアンケートは、「欲しいものを3つ選んでください」というもので、
アンケートの選択肢は下記です。
あなたならどれを選びますか？

自由
若さ
愛
夢
まごころ・思いやり
地位
名誉
お金
運・ツキ
幸せ
恋人
親友
安定した暮らし
時間
健康
資格・免許
能力
容姿

どれも欲しいものばかりですが、時代とともにその回答も変化しています。

1992年より、2018年のほうが「欲しい」と答えた人が特に多かったのは、
「お金」と「安定した暮らし」です。生活への不安が見事に表れた、特徴的な変化と言えます。
反対に、2018年より、1992年のほうが「欲しい」と答えた人が特に多かったのは、「若さ」と「健康」です。
エネルギッシュに活動していたいという気持ちが前面に出た結果と考えられる一方で、
老いに対する不安が大きかったとも言えるでしょう。

ただ、2018年でも、「若さ」や「健康」への意識は高いのに、アンケートの結果を見ると、この選択肢を選んだ人が減っています。
現代では、「若さ」や「健康」は欲しいけれども、さらに、それよりも、「お金」と「安定した暮らし」が欲しいという切実な悩みを持つ人が増えたということでしょうか。

下記に結果のグラフと表を載せました。
なお、このアンケートは博報堂生活総合研究所「生活定点」調査によるものです。