カナダのトロント大学で行われた認知症に関する実験

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「認知症の発症リスクを最も下げるものは何か」という大規模な実験が、トロント大学のDr.Raza Naqvi率いる科学者たちによって行われました。

約2万5千人の65歳以上の患者を対象に32件もの実験を行ったという、スケールの大きな検証です。

結果はCanadian Medical Association Journalに発表されています。

行った種類は、栄養素を補てんするサプリメント、運動等の32種類の実験です。

その結果、ビタミン類やホルモン療法などによるサプリメントたちには効果が見られず、運動に関しても若干の効果にとどまりました。

そんな中、成果を発揮したのが、パズルによる脳トレーニングです。

Dr.Raza Naqvは、パズルは手軽にメンタルトレーニングできるツールであり、これらの更なる発展、研究をと呼びかけています。

また、この訓練による成果は継続しないと失われていってしまうものなので、自身の患者たちには「何が何でも脳に刺激を与え続ける」と言っています。

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