ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは、脳のメモ帳とも例えられる、脳の機能のことです。
ほんの少しの時間、記憶を頭に残しておくことで、様々な活動を支えています。
たとえば、こんなことができるのも、ワーキングメモリのおかげです。
○電話番号をほんの少しの間だけ覚えて、ダイヤルする。
○聞いた言葉を反復する
○将棋で次の一手を考える
○ケチャップを冷蔵庫から出そうとおもい、実際に出す
などなど、数々の日常の動作には、ワーキングメモリを使っています。
ワーキングメモリは狭い
便利なワーキングメモリですが、その容量は小さく、沢山のことは覚えられません。
たとえば、電話番号が20桁もあったなら、ほんの3秒でも覚えておく自信はないと感じるでしょう。しかし、もし、538という三桁の数を覚えてと言われたなら、難なく覚えられるはずです。これが、ワーキングメモリの容量によるものです。
だいたいの場合、3つくらいの言葉を覚えるくらいが精一杯です。
ただ、ワーキングメモリは、鍛えることができます。次回はワーキングメモリの鍛え方について書こうと思います。